「4WDに切り替えるタイミングって正しいのかな?」
「舗装路で使ったら壊れない?」
そんな不安を抱えているジムニーオーナーは、実はとても多いんです。
そこで今回は、2023年式のジムニーJB64オーナーである筆者が、実体験から学んだ「4駆切り替えの正しい知識と操作方法」を、この記事で初心者にもわかりやすく解説します。
型式ごとの違いや、走行中の注意点、やってはいけないNG操作まで徹底網羅。
この記事を読めば、もう「なんとなく」操作することはありません。
さあ、安全・快適にジムニーの4WDを使いこなしていきましょう。
🟨【この記事でわかること】
✅ 走行中に切り替えても壊れない条件とは?
✅ 型式別(JB64/JB74/JB23)4WD操作法の違い
✅ やってはいけないNG操作と故障リスク回避術
【この記事の要点まとめ】
✅ ジムニーはパートタイム4WDを採用、普段は2WD走行が基本
✅ 2H⇔4Hは走行中でも切り替え可能(※条件あり:100km/h以下・直進時)
✅ 4L切り替えは必ず停車+ニュートラルが必要(全モデル共通)
✅ 型式により操作方法が異なるため、自車に合った手順を理解すること
✅ 間違った使い方は故障の原因に。操作タイミングと4WDランプを常に確認!
🟩 よくある質問・すぐ知りたい答えまとめ
- ジムニーは基本2WD走行、必要に応じて4WDへ切り替える方式です
- 2H⇔4Hの切り替えは走行中でもOK(100km/h以下・直進・アクセルオフが条件)
- 4L(ローギア)へは停車中&ニュートラルでのみ切り替え可能です
- 乾いた舗装路での4WD走行はNG。故障の原因になります
- JB23型はスイッチ式とレバー式が混在。型式ごとの操作法を要確認!
ジムニーの「2駆と4駆」の違いとは?初心者でもわかる基礎知識

🚙 ジムニーの2WDと4WDの違い、きちんと理解していますか?
仕組みと使い分け方を知るだけで、走破性も愛車寿命もグッと変わります。
2WDと4WDの基本的な違いとは?
2WD(2輪駆動)は前輪または後輪のどちらかだけで車を動かす仕組みで、ジムニーの場合は後輪駆動(FR)です。
一方、4WD(4輪駆動)は前後の4つのタイヤすべてで駆動力を伝えます。
2WDは燃費が良く、日常走行に向いています。4WDは滑りやすい道や悪路で安定した走行ができるのがメリットです。
状況に応じて使い分けることで、ジムニーの走破力を最大限に活かすことができます。
パートタイム4WDってどういう仕組み?
パートタイム4WDとは、必要なときだけ4WDに切り替えることができる駆動方式のこと。
普段は2WDで走行し、雪道や泥道など滑りやすい路面でスイッチやレバーを使って4WDに切り替えます。
ジムニーはこの「パートタイム式」を採用しており、走行シーンに応じた最適な使い分けが可能。
ただし、乾いたアスファルトで使うと故障の原因になるため、使うタイミングが超重要です。
フルタイム4WDとの違いをジムニー目線で解説
フルタイム4WDは、常に4輪すべてが駆動しているタイプ。ランドクルーザーや一部のSUVに採用されています。
一方ジムニーはパートタイム4WDなので、通常は2WDで走り、必要に応じて4WDに切り替えるのが特徴。
この違いにより、ジムニーは燃費の良さとオフロード性能を両立できますが、切り替え操作が必要になります。
「使いこなす楽しさ」こそが、パートタイム式ジムニーの醍醐味です。
なぜジムニーは普段「2WD」走行なのか?
それは燃費と部品の負担を減らすためです。
ジムニーの4WDは強力ですが、常に使っているとタイヤや駆動系に負担がかかり、燃費も悪化します。
また、乾燥した舗装路で4WDを使うと「タイヤの回転差」が吸収できず、ハンドルが重くなったり、故障の原因になったりすることも。
だから、普段は2WDで走り、悪路や滑りやすい場面だけ4WDに切り替えるのが正解なんです。
ジムニーオーナーが知っておくべき4WDのメリット・デメリット
メリット:
・滑りやすい道でも安定して走れる
・急な坂道や悪路での走破力が高い
・キャンプや雪道でも安心
デメリット:
・燃費が悪くなる
・タイヤや駆動部への負担が大きくなる
・使い方を間違えると故障につながることも
つまり、「使う場所」と「切り替えるタイミング」をしっかり理解すれば、ジムニーの4WD性能は超頼れる武器になります。
ジムニーの4WD切り替え方法|車種別(JB64/JB74/JB23)のやり方と注意点

📘 型式によって操作方法が微妙に違う場合があるって知ってましたか?
あなたのジムニーに合った「正しい切り替え方」をモデル別にわかりやすく解説します。
【JB64/JB74】レバー式4WDの切り替え手順と注意点(現行モデル対応)
注意事項:走行中の切替はあくまで『条件付き』であり、すべての状況で可能ではありません。
ジムニーJB64/JB74は、最新型ながら昔ながらの「レバー式4WD切り替え機構」を採用しています。運転席横のトランスファーレバーで、2H(2WD)⇄ 4H(4WD)⇄ 4L(ローギア4WD) を直感的に操作できます。
基本的には、走行中でも2H⇔4Hの切り替えはOK(100km/h以下、直進時)。
ただし、4Lに切り替える場合は必ず停車して、ギアをニュートラルにする必要があります。
✔️ 操作のポイント
・レバー操作はゆっくり、確実に
・切り替え後はメーターの4WDランプ点灯を確認
・タイヤが空転している状態では切り替えNG
昔ながらの「ダイレクト感」と「信頼性」が評価されており、悪路ではスイッチ式より確実に切り替えられるのが強みです。
【JB23】スイッチ式とレバー式、型式ごとの切り替え方法と違い
JB23型ジムニーは、前期(1〜4型)と後期(5型以降)で切り替え方法が異なります。
- 前期モデル(〜2004年頃)は、レバー式4WD。JB64と同様に物理的に操作。
- 後期モデル(2004年マイナーチェンジ以降)では、スイッチ式へと移行。ダッシュボードのボタンで2H⇔4H⇔4Lの切り替えが可能です。
⚠️ 注意点
後期型には「エアロッキングハブ」が採用されており、稀に4WDへ切り替わらない不具合が発生することも。
4WDランプが点灯しない場合は、一度停止して再操作か、メンテナンスが必要です。
また、どの型式でも4Lへの切り替えは停車+ニュートラル操作が必須です。
2WDから4WDの切り替え手順|やってはいけないNG操作
ジムニーで2WDから4WDへ切り替える時には、「いつ・どうやって」操作するかが超重要です。
🔽 正しい手順(2H→4H)
- 走行中なら100km/h以下の直進時
- アクセルを抜いて(負荷を減らす)
- レバー(またはスイッチ)で4Hに切り替え
- 4WDランプが点灯しているか確認
🔺 NG操作例
- ハンドルを切りながらの切り替え
- タイヤが空転している時の切り替え
- スピードが出ている状態での操作
これらはすべて「トランスファーへの負荷」や「駆動系トラブル」の元です。
安全&確実に切り替えるには、必ず条件を守りましょう。
4WDから2WDに戻すときの正しいやり方
4WD走行が終わったら、2WD(2H)に戻すのも大事なポイント。とくに乾いた舗装路をそのまま4WDで走るのは絶対NGです。
✅ 戻し方の基本(4H→2H)
- 速度は100km/h以下、できれば低速で直進中に
- アクセルを一度抜いてから、切り替え操作
- メーターの4WDランプが消灯しているか確認
※4Lから戻すときは、停車してギアをニュートラルにした状態で操作します。
🔸 なぜ戻すのか?
乾いたアスファルトで4WD走行を続けると、タイトコーナーブレーキング現象が起き、タイヤや駆動系に大きな負担をかけてしまいます。
切り替え忘れ(戻し忘れ)に注意!
モデルごとの切り替え仕様まとめ(比較表あり)
ジムニーの4WD切り替え方式は、型式によってレバー式/スイッチ式が存在します。
下記の比較表を参考に、自分のジムニーに合った操作方法を確認しましょう。
型式 | 切り替え方式 | 備考 |
---|---|---|
JB64/JB74 | レバー式 | 現行モデル/4L切り替えは停車必須 |
JB23 前期 | レバー式 | エアロッキングハブ搭載モデルもあり |
JB23 後期 | スイッチ式 | エアハブの切替不良に注意 |
※JB23前期は“エアロッキングハブ”搭載で、稀に切り替え不良が起きやすい点に注意。
最新型(JB64/JB74)はレバー操作による切り替えで、悪路対応に優れています。
型式が古い中古ジムニーを選ぶ際は、切り替え方式をチェックしておくと安心です。
走行中に4WDへ切り替えても大丈夫?正しいタイミングと速度の目安
🛞 走りながらの切り替え、実はOKな場面とNGな場面があります。
知らずに操作すると、最悪“故障リスク”になるので要注意!
走行中でも4WDに切り替えできる?【速度条件と注意点】
はい、ジムニー(JB64/JB74)では走行中の4WD切り替えが可能です。
ただし、いくつかの条件を守らないと故障リスクがあるため注意が必要です。
✅ 切り替えOKな条件
- 2H → 4H:走行中OK(※100km/h以下、直進中)
- アクセルオフ時に操作するのが安全
❌ NGな操作例
- ハンドルを切ったまま操作
- 空転や滑りながらの切り替え
- 加速中に無理やり操作
操作後は、必ず4WDランプが点灯しているかチェックしてください。
点滅や無反応なら、一度停車して再操作を。
雨・雪・ダート…状況別おすすめの切り替えタイミング
「いつ4WDに切り替えればいいの?」という疑問、ありますよね。
下記はおすすめの切り替えタイミングを**シチュエーション別**にまとめたものです。
🌧 雨の日(濡れた路面)
→ カーブや坂道が多い場合は、4Hに切り替えると安定感アップ。
❄️ 雪道・凍結路面
→ 出発前 or 渋滞中など低速時に4Hへ。深雪や登坂は4Lも検討。
🏕 ダート・砂利道・山道
→ スリップしやすい区間の手前で4Hに。路面が荒れていたら迷わず4WDへ。
⚠️ 切り替える「タイミングの遅れ」はトラブルのもと。
“滑る前に4WD”が鉄則です。
乾いた舗装路で4WDにすると危険?「タイトコーナーブレーキング現象」とは
ジムニーはパートタイム4WD。
そのため、乾いたアスファルトなどで4WD走行を続けると「タイトコーナーブレーキング現象」が起こります。
🔻 これが起きるとどうなる?
・ハンドルが重くなる
・カーブで車が急に減速
・駆動系に大きな負担がかかり、最悪は故障も
これは「前後輪の回転差」を吸収できない構造によるものです。
ジムニーはあくまで滑りやすい路面専用で4WDを使う設計。
乾燥した道では、2WDに戻すのが正解です。
ロー(4L)に切り替えるときの注意点と条件
「4L(ローギア)」は、ジムニーの最大トルクを引き出す低速ギアモード。
しかし、切り替えには特別な条件があるので注意が必要です。
✅ 切り替え条件
- 必ず停車中であること
- シフトをニュートラルに入れてから操作
- 完了後に4WDランプの点灯確認
🚩 使うべきシーン
- 急坂や深い雪・泥・岩場など、強い駆動力が必要なとき
🛑 注意!
4Lは速度が極端に落ちるため、一般道や高速道路では使用不可です。
あくまでオフロード専用モードと覚えておきましょう。
高速道路や登坂時に4WDを使うべきか?
結論から言うと、高速道路では基本的に4WDは使わない方が安全です。
ジムニーのパートタイム4WDは、舗装路での連続使用を前提に設計されていません。
🔻 高速道路で4WDを使うリスク
- 「タイトコーナーブレーキング現象」による不安定挙動
- 駆動系への負担
- 燃費の悪化
ただし、豪雪時や凍結路面では一時的に4Hに入れるのは有効。
その場合も、車速は控えめに、カーブでは無理な運転を避けましょう。
🏔 一方で、山道や急坂の登り降りでは4WDは有効。
とくに滑りやすい砂利やぬかるみでは、安全運転のために積極的に使ってOKです。
「4駆に切り替わらない・戻らない」ときの原因とすぐできる対処法
⚠️ スイッチを押しても反応なし(特にJB23)…その原因、意外と多いんです。
DIYでできるチェック方法から応急処置まで、すべてまとめました。
よくある症状と「4WD切り替えできない」原因パターン
「スイッチ押しても切り替わらない」「レバーが軽すぎる or 重すぎる」など、
ジムニーでよくある4WD切り替えトラブル。
主な原因は以下の通りです。
🛑 主な原因パターン
- 負圧の漏れ(エアロッキングハブ…JB23後期型)
- 走行条件が合っていない(速度・アクセル状態)
- 配線やスイッチの接触不良
- 長期間4WDを使っておらず、ハブの固着
- シフトミス(ニュートラルでない状態で4Lに切り替え)
とくにJB23では、前期型と後期型で操作方式が違うため、手順ミスも起こりがちです。
ランプは点灯するけど実際は切り替わってない?確認方法
4WDスイッチを押すとメーターにランプが点灯しますが
「実際には切り替わってない」こともあります。
✅ 正常に切り替わっているかの確認ポイント
- 悪路で空転しないか試す(4WDならスリップしにくい)
- 走行時の駆動感(前輪にも駆動がかかる感じ)
- フロントハブに負荷音があるか(無音なら未接続の可能性)
💡 補足:
4WDランプが点滅したままの場合は異常のサインです。
これは切り替えが完了していない、もしくはハブ側で信号が届いていない可能性があります。
エアロッキングハブの不具合|点検と応急処置のコツ(主にJB23前期型)
JB23(特に前期型)で多いのが「エアロッキングハブ」の不具合です。
これは切り替えを空気圧(負圧)で制御する機構で、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
🔍 よくある不具合
- バキュームホースの亀裂や抜け
- 負圧の不足(チェックバルブや負圧ポンプの不良)
- ハブ内部の汚れ・固着
🛠 応急処置のコツ
- ホースが外れていたら、手でしっかり挿し直す
- ホースの亀裂は一時的にビニールテープで補修
- 手元に注射器(負圧テスト用)があれば吸って状態確認
根本的な修理にはディーラーや整備工場でのチェックが必要ですが、軽症ならDIYで対応できることもあります。
切り替えが遅い・違和感があるときに見直すべきポイント
「4WDにしても反応が遅い」「戻るまで時間がかかる」などの症状は、重大トラブルの前兆かもしれません。
🔁 見直すべきポイント
- 走行中の速度が速すぎないか(100km/h以下推奨)
- アクセルを踏んだまま切り替えてないか(オフが基本)
- 一度停車して再操作してみる
- 定期的に切り替えを行っているか(放置による固着)
💡 プチアドバイス:
切り替え前後に「カチッ」という感触がない、ランプの反応が遅いときは、エア系かハブに不具合がある可能性大です(JB23のみ)。
DIYで試せる|注射器を使ったハブの負圧チェック(JB23のみ)
ジムニー乗りの間で定番の「注射器チェック」。
ハブの負圧がしっかり働いているかを、自分でカンタンに調べる方法です。
🧪 用意するもの
- 50ml程度の大きめの注射器(ドラッグストアでも入手可)
- 負圧ホース(バキュームライン)へ接続できるホース口
🧰 チェック手順
- ハブに繋がっている負圧ホースを抜く
- 注射器を差し込み、吸ってみる
- 抵抗があり、空気が抜ける感じがすれば正常
- 抵抗ゼロ or すぐ抜けるなら漏れ・破損の疑い
※ あくまで簡易チェックですが、切り分け診断には非常に有効です。
ディーラーに頼る前にやっておくべきチェックリスト
いきなりディーラーに持ち込む前に、自分でできる範囲の確認をしておくと、費用や手間を抑えられます。
✅ チェックリスト
- スイッチやレバー操作の手順を間違えていないか?
- 速度やアクセルの状態は適正だったか?
- 4WDランプはどうなっていたか(点灯/点滅/無反応)
- バキュームホースの抜け・破損はないか?(JB23のみ)
- 直近で4WDを使ったのはいつか?
📷 写真を撮っておくと、ディーラーでもスムーズに状況説明ができます。
また「走行中に切り替えようとしていた」などの詳細はメモしておくと◎
よくある質問(FAQ)
💡 ジムニーの4WDに関する「本当に多い疑問」を厳選して解説!
不安や疑問をこの記事のFAQで一気に解決しましょう。
Q1. ジムニーの4WDは走行中でも切り替えられますか?
A.
はい、基本的に可能です。ただし条件があります。
ジムニー(JB64/JB74)では、100km/h以下の直進時のみ、走行中でも2WD(2H)から4WD(4H)への切り替えができます。
コーナリング中や空転時に操作すると故障のリスクがあるため、アクセルオフ+直進状態で行うのが安全です。
Q2. 乾燥した舗装路で4WDにしても大丈夫ですか?
A.
いいえ、乾いたアスファルトでの4WD走行はNGです。
ジムニーは「パートタイム4WD」のため、センターデフがなく、前後輪の回転差を吸収できません。
乾いた路面で4WD走行すると「タイトコーナーブレーキング現象」が起き、車体へのダメージや最悪の場合は転倒(横転)・故障につながるおそれがあります。
Q3. 切り替えスイッチを押しても4WDに入らないのはなぜ?
A.
多くの場合、以下が原因です:
- エアロッキングハブが正常に作動していない(JB23のみ)
- ハブの負圧漏れや汚れによる接続不良(JB23のみ)
- 車速や路面条件が適していない(例:空転中)
まずは走行を一度止めてから再度切り替えてみましょう。
それでも改善しない場合は、注射器での負圧テストやディーラー点検が有効です(JB23のみ)。
Q4. ジムニーの4WDの「L(ロー)」と「H(ハイ)」の違いは?
A.
簡単に言うと:
- 4H(ハイ):通常の雪道・砂利道・雨天など「走りながら」使える
- 4L(ロー):深雪・ぬかるみ・急坂などで「止まった状態から」使うトルク重視モード
4Lはギア比が大きいため、発進力は増しますがスピードは出ません。
停車中+ニュートラル状態でしか切り替えできない点にも注意しましょう。
Q5. モデル(JB64/JB74/JB23)ごとに切り替え方は違いますか?
A.
はい、違います。
- JB23:手動レバーまたはボタン式での4WD切り替え式
- JB64/JB74:トランスファーレバー式で操作が簡単
モデル別の操作を理解しておきましょう。
型式ごとの切り替え方は【本文の比較表】で詳しく解説しています。
Q6. 長期間4WDを使わないと不具合になりますか?
A.
はい、なる可能性があります。
長期間切り替えをしないと、ハブの固着や負圧ラインの詰まりが起きることも(特にJB23)。
数ヶ月に1度は4WDに入れて10分ほど走行することで、メンテナンスにもなります。
ジムニー 4 駆 切り替えの総まとめ|正しい知識と使い方の完全ガイド
🚗 ジムニーの4WD切り替えは、仕組みを理解すればもっと安全&快適に使いこなせます。
間違った操作はトラブルの元…正しい知識で、愛車を長く大切に。
- ジムニーはパートタイム4WDを採用している
- 基本は2WD走行で、必要に応じて4WDに切り替える
- 4WDは滑りやすい路面や悪路で効果を発揮
- 乾いた舗装路では4WD使用はNG
- 2H⇄4Hの切り替えは走行中でも可能(条件付き)
- 4Lに切り替えるときは停車+ニュートラルが必須
- 現行モデル(JB64/JB74)はレバー式4WDを採用
- JB23は前期がレバー式、後期がスイッチ式
- エアロッキングハブ搭載モデルは切替不良に注意
- 操作は「アクセルオフ+直進時」が基本ルール
- スイッチを押しても反応しない場合は負圧や接触不良を疑う
- 4WDランプの点灯・点滅状態を常に確認する
- 注射器によるDIYチェックでハブの負圧確認も可能
- 走行中の誤操作やタイミングミスはトラブルの原因になる
- 定期的に4WDに切り替えて駆動系のメンテナンスを行う
ジムニーの4WDは「仕組み」「タイミング」「正しい操作」を知るだけで、驚くほど快適で安心な走りが実現します。
この記事で紹介したポイントをしっかり押さえて、悪路も雪道もスマートに走り抜けましょう。
あなたの愛車ジムニー、ちゃんと“切り替え”使いこなせていますか?
「ちょっと不安かも…」と思ったら、今すぐ実車でチェックしてみてください!
【この記事を書いた人】
四駆SUV研究調査室:室長(2023年式ジムニーJB64の現役オーナー)
九州在住。阿蘇が大好き、大好物!
2023年式ジムニーJB64の現役オーナーとして、日々の生活・アウトドア・ドライブを通じて“ジムニーと生きる日常”を発信中。記事はすべて、実体験・ユーザー取材・プロの整備士へのヒアリングを元に構成しています。
「一生モノの相棒として、ジムニーと長く楽しく付き合う方法」を探求するブログ運営者です。
🧑🔧 ジムニーと“ずっと付き合いたい人”のために、今すぐ役立つリアルな知見を発信中。
四駆とSUVの違いについて知りたい方は、下記の記事をご覧ください
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四駆とSUVの違いを徹底解説!初心者向けの選び方と特徴を紹介